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「障害者のしごとを考える母の会」の設立について

~母たちの想い~

当会は、平成 29 年6月に発足したばかりで 現在会員制ではありません。 役割や時間の制限があると、どうしても負担に感じてくると思います。 それでは意味がないと思うので、まずは 気楽に話ができる仲間と場所が 必要だと思います。 幸いなことに、私たちにはその大切な仲間、そして場所がありました。 私たちは主に、沼津特別支援学校に通う様々な障害を抱えた子供の母親です。私たちは、支援学校の スクールバスのバス停で知り合い、毎日顔を合わせます。そして、バス停は色々な悩みや喜びを話せる かけがえのない場所となりました。 そのコミュニティから生まれたのが、「障害者のしごとを考える母の会」なのです。

障害あるなしにかかわらず、皆 子育てに不安を抱えていると思います。 今現在の悩みや将来への不安を話しているうちに皆そろって考えることは、愛する我が子が どうしたら幸 せな人生をおくれるのか...それぞれが深く考えていました。 我が子に障害があると診断されてから、いいえ、その前に障害があるかもしれないと不安だった頃から、 様々な葛藤がありました。時には自分を責めたり、受け入れることができなかったり... みんな様々な思いを乗り越え 今があります。どんな障害があろうと、愛する我が子にかわりはありません。 今が充実して、今現在を見つめることはとても大切ですが、私たちの見つめる先は、学校を卒業してからの 過ごし方です。学校生活は 9~12 年間です。卒業後の人生の方が圧倒的に長いのです。だからこそ 彼ら の就労・居場所について、私たち母親は真剣に考えるのです。

彼らがこの先何十年も 自分に合ったしごとや やりがいを感じることに出会えないかもしれない... 彼らには苦手なことが多いですが、逆にあっと驚くような特性もあります。そのような可能性を見出し、彼ら が笑顔で 個々に合ったしごとができる場所を、そして私たちが亡きあと 安心して彼らを託せる場所を、自 分たちの手で 将来的に作りたいと考えています。

地域に密着し、障害のある人もない人も 等しく生きることができる社会を心から願い発足した会です。

会の名前について

「障害者のしごとを考える母の会」 の名前に 疑問を持った方がいらっ しゃいました。 「障害の害の字は、ひらがなじゃなくていいんですか?」って。そうですよね、業界ではそのような風潮があ りますよね。

でも、私たちは 敢えて漢字にしました。問題提起の意味も込めて。 『害』という字、きずつける・そこなう・悪い状態にする などの意味があり、確かに、誤解を招く 文字だと思 います。
思いやりを持って、ひらがなにしてくださる方、素晴らしいと思います。 色々な考え方があると思いますが、私が影響を受けた、パラリンピック女子水泳選手の 一ノ瀬メイさんのスピーチの一部をご紹介します。 「障害の害が、ひらがななのが嫌い。害やからよくないやろってことで(社会は)ひらがなにする」 「私からしたら、腕がないとかが障害なんじゃなくて、それを持って生きていく社会が害」 「障害は、本人(にあるのではなく)じゃなくて社会やから、(害を)ひらがなに直して勝手に消さんといてほし い」
あー、なるほどっ!と感銘を受けました。 文字が問題なのではなく、社会の理解が大事ですよね。心のバリアフリーが社会に広がる事を 心から願 います。
そして、母の会ですが...
母じゃないといけないの?父母の会や、親の会でもいいんじゃないの? と、またまた突っ込みどころが満載な会の名前ですが、これにも意味があります。 この母とは、母親だけを示しているのではありません。時には母のように関わってくれる人、 お父さんや、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚の方、地域の方々など、優しく大きな愛で包みこんでくれる 存在の総称なのです。だから、この母の会には 性別も年齢も関係なく ご参加頂きたいと思っています。

『障害者雇用』をふつうのことに。

Love the life you live. Live the life you love.

障害がある人もない人も、自分の生きる人生を愛し、自分の愛する人生を生きられますように。